組み飴カットで量産!アレンジいろいろ軽量樹脂粘土のペンギンロールケーキの作り方
作品レシピ
2025年07月23日

組み飴カットで量産!アレンジいろいろ軽量樹脂粘土のペンギンロールケーキの作り方

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いよいよ本格的な夏の到来です。暑いとオーブンも使いたくなくなるので、お菓子作り好きさんにとってはあまり歓迎したくない季節かもしれませんね。こんな時には粘土でフェイクスイーツなんていかがでしょうか。涼しげなブルーのペンギンモチーフで暑さを凌ぎましょう! 

 

今回使用するのは、軽量タイプの樹脂粘土。スイーツ作りに適した粘土には油粘土やオーブン粘土等さまざまな種類がありますが、ケーキのようなぼそっとした軽い質感を出すにはこれがいちばんピッタリなのです。 

 

このレシピの醍醐味は、カットする作業です。金太郎飴のように切っても切っても同じ模様!これがとっても楽しいのです。同じものを1度にたくさん作ることができるところもポイントです。ピックにしたり、デコパーツにしたり…いろいろ活用できる粘土スイーツです。 

 

涼しげでかわいい、粘土のペンギンのロールケーキの作り方です。 

ジャンル:
粘土粘土

目次

  1. 1.材料と道具
  2. 2.作り方
  3. 3.まとめ

1.材料と道具

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・軽量樹脂粘土

・アクリル絵の具(青、黄、茶)

・爪楊枝

・冷凍食品などの空きカップ

・粘土シート

・ウェットシート

・製菓用スティック

・ボンド

・スライスフルーツ

・リボン

・ピンセット

・歯ブラシ

・カッター

・のし棒

・ラップ

2.作り方

手のひらに乗るくらいの分量の粘土に少量の青の絵具を混ぜてこねます。

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色が薄ければ絵具を少しずつ追加し、お好みの水色になるまで調整します。

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作った水色の粘土よりひとまわり小さめのサイズになる分量の白のままの粘土を取り出し、よくこねます。乾燥を防ぐためにラップに包みます。

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白の粘土を手のひらで転がして棒状にします。

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水色の粘土も棒状に伸ばします。

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水色の粘土を伸ばします。棒状にした粘土の長い方向と並行になるようにのし棒を乗せ、上からぐっと押し込みます。

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のし棒を手前に向けてゆっくりと転がします。中心から外側へ行くにつれて薄くなるよう、圧力を強めながら伸ばします。

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中心から向こう側へも同様に圧力を強めながらのし棒を転がして粘土を伸ばします。

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中心を厚く、両端を薄くします。横から見ると細い三日月のような形になっているはずです。

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伸ばした水色の粘土で棒状にした白い粘土を包みます。

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粘土のつなぎ目をウェットティッシュでこすり、表面をなめらかにします。水分が足りないようであれば、ウェットティッシュに水を含ませて再度こすってみるとよいでしょう。

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つなぎ目がきれいになったら数時間乾かします。

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端をカッターで切り落とします。乾燥時間が不足しているとカッターの刃が入りにくく、粘土がつぶれてしまいます。その場合はもうしばらく乾燥させましょう。

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このようになりました!

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1cmくらいの厚さにカットします。

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ゆがんでいるところを歯ブラシで整えます。

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フルーツロールにするものにはスライスフルーツをボンドで貼り付けます。

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ピックにするものには製菓用のスティックを差し込みます。

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数日乾燥させます。

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ペンギンのロールケーキのディテールを仕上げます。爪楊枝の先にほんの少し黄色の絵具を付け、カップに出したボンドと混ぜます。

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黄色に着色したボンドでペンギンの口を描きます。

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次に茶色の絵具とボンドを混ぜます。

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ペンギンの目を描きます。

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ボンドが乾けば完成です!お皿パーツに貼り付けてチャームにしたり、コルクボードや写真立て等のアクセントとして飾るのもよいでしょう。

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最初にカットした切れ端はアイスキャンディにしてしまいましょう。

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詳しくはこちらのマガジンでご覧いただだけます。

https://web.croccha.com/magazines/icecream_0218

https://web.croccha.com/magazines/easy_clay_candies

3.まとめ

軽量タイプの樹脂粘土を使ったペンギンのロールケーキの作り方をご紹介いたしました。軽くてぼそぼそとしたケーキらしい質感がよく出ている、とってもリアルな作品です。クリーム部分にフルーツを入れたバージョンも美味しそう!ピックにアレンジする方法もお伝えいたしました。

粘土は乾燥前と後の質感が違うもの。乾いてからの質感はスイーツにピッタリでよいのですが、作業中の乾燥は大敵です。粘土がひび割れてきれいに形成できなくなってしまうからです。軽量タイプの樹脂粘土は特に乾きやすいので、作業中はラップに包むかプラスチック容器に入れてできるだけ乾燥から守りましょう。

上手にカットするコツもご紹介いたしました。それはズバリ、待つこと!水色の粘土で白の粘土を包んだ後は「切り口、どんなふうになるのかな?」とすぐにカットしたくなるかもしれません。しかしここではやる気持ちを抑え、ここでひと呼吸置くのがポイントです。包んだばかりの時はまだ粘土がやわらかいので、すぐにカットするとぐにゃりとつぶれてしまうからです。数時間乾燥させてからカットすれば上手くいきます。

粘土がつぶれることなくカッターの刃が入ることを確認してから等間隔にスライスします。金太郎飴やアイスボックスクッキーのように同じ模様が繰り返し出てくるのがとっても面白い作業です。ゆがみが気になる箇所があれば歯ブラシで整えましょう。

カットしたパーツが乾燥したら、ペンギンの顔を描きます。使うのは、絵具を混ぜて着色したボンドです。口部分には黄色の、目には茶色のカラーボンドを作って使います。表情が入るととたんに愛着が湧くので、これもまた楽しい作業です。

ピックやデコパーツとしてはもちろん、並べて飾ってもかわいいですね。切れ端の粘土もパーツにして組み合わせて使ってもいいかもしれません。ディッシャーですくったアイスクリームやキャンディの作り方もリンクしています。

ペンギンの表情がかわいくて、ブルーの見た目もさわやかな粘土のロールケーキ。ぜひ作っていただきたいフェイクスイーツです。

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粘土でフェイクフードを作っています。 アイスクリームやアイシングクッキー、お団子など色々なモチーフの...
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