目次
- 1.材料と道具
- 2.作り方
- 3.まとめ
キュートなモチーフが集まったミニアソートのモールドを使って大人デザインのチャームを作ってみました。くまさんやうさぎさん、蝶々、そしてハートや星など、ころんと丸みを帯びたやや子どもっぽいフォルムを、シンプルな大人っぽいレジンチャームに。秘訣は縁取りにあります。
フレーム部分に濃いめに着色したブラックのカラーレジンを入れることでキリッと引き締まった印象を持たせたチャームのレシピです。今回はマーブル模様、クリア、そして単色の3バージョンの作り方をご紹介いたします。
英字シールのゴールドもアクセントとなり、丸っこいくまさんやうさぎさんがグッとシンプルエレガントに。黒縁が印象的なレジンチャームの作り方です。
・作家のためのレジン
・調色パレット
・作家のためのレジン 着色剤(ブラック)
・竹串
・エンボスヒーター
・動物 生き物 記号 形 ミニ アソート 18種モールド
・いろどろっぷ ベーシックカラー(ホワイト)
・いろどろっぷ ファンタジーカラー(ライトパープル、エバーグリーン、ルビーレッド)
・レジンテープ
・英字シール
・ピンセット(アクセサリー工具セット)
・作家のためのレジンぷっくりタイプ
・カーテン用のふさかけフック
・耐震マット
・ピンバイス
・接着剤
・ヒートン
・クリップ
・コーティング液
・丸カン
・カニカン
・穴あきパール
・鈴丸ビーズ
・UV-LEDライト
まず最初にフレーム部分となるカラーレジンを作ります。作家のためのレジンを使います。
調色カップにレジンを流し入れます。
作家のためのレジン着色剤のブラックで着色します。
カップに入れたレジンにお好みの量の着色剤を加えます。
竹串などでしっかり混ぜます。
必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします(やり方はこちら)。
くまさんやうさぎさん、蝶々、ハートや星など、18種類の形が作れるミニアソートのモールドを使います。
黒の着色レジンをフレーム部分に流し入れます。フレームは細いので直接注がず、竹串の先に少々取って行います。一部にちょんと流すとじわじわと型に沿って広がります。
ふちいっぱいになるまで繰り返しましょう。
すべてのモールドに着色レジンを流し入れたら硬化します。
モールドから取り出します。
フレーム部分ができました。
ここからはお好きな着色剤を選んでカラーレジンを作ります。ここではホワイト、ライトパープル、エバーグリーン、そしてルビーレッドの4色を使います。
調色パレットそれぞれにお好みの量の着色剤を加えます。
調色スティックや竹串などでよく混ぜます。
必要あればエンボスヒーターで気泡を飛ばします。
フレーム内をレジンで埋める時は、レジンテープが大変便利です。お持ちでなければ幅広のマスキングテープなどで代用しましょう。
レジンテープをカットし、その上にフレームパーツを乗せてしっかり固定します。
ルビーレッドの着色レジンを2箇所に置きます。
ルビーレッドの着色レジンの間にホワイトの着色レジンを流します。
竹串でルビーレッドの着色レジンを軽く混ぜてマーブル模様を作ります。
ホワイトの着色レジンを少量流し、竹串でさらに軽く混ぜて好みの模様にしてから硬化します。
ライトパープルとエバーグリーンのマーブル模様も同様に作ります。
クリアバージョンには、ふちいっぱいまで透明レジンを流し入れます。
すべてのフレームにクリアレジンを流し入れたら硬化します。
単色バージョンには、カラーレジンをふちいっぱいまで入れます。
流し入れたら硬化します。
できたパーツをレジンテープから剥がします。
本体部分ができました。
次に英字シールを貼ります。レジンパーツの上にレジンを少量流します。
レジンの上に英字シールを乗せます。
バランスよく乗せたら硬化します。
作家のためのレジンぷっくりタイプに持ち替えます。
できたレジンパーツの上にぷっくりと盛ります。
竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。
裏面もぷっくり盛りましょう。
竹串で全体に行き渡らせ、硬化します。
ピンバイスでヒートン用の穴を開けます。
接着剤でヒートンを付けます。
竹串の先に接着剤を少量取ります。
穴に接着剤を馴染ませます。
ヒートンにも接着剤を付けます。
ヒートンを挿し込み、丸1日乾かします。
仕上げのコーティングをします。
ヒートンの根元までコーティングし、竹串で余分なコーティング液を落としてから硬化します。
チャームに仕上げれば完成です。
ころんとした丸みのあるシェイプがキュートなモールドを用い、シンプルで大人可愛いレジンチャームを作りました。くまさんやうさぎさん、蝶々やハート、星などの子どもっぽいモチーフなのに、すっかり上品な雰囲気に。それは黒縁デザインのおかげです。
最初にフレーム部分に濃く着色したブラックのカラーレジンを流すことで、全体がキリッと引き締まった印象にすることができます。まんまるいフォルムもすっきりとし、イメージがガラリと変わります。
黒で縁取ったモチーフを、3種類のデザインのチャームにしました。ひとつはマーブル模様。ホワイト、パープル、グリーン、そしてレッドの4色のカラーレジンをそれぞれ少量作り、フレームの中に2色ずつ入れて竹串で動かしてマーブル模様を表現します。
マーブル模様は境目が不自然になったり混ざり過ぎて濁ってしまったりと、失敗例もたびたび耳にするテクニックです。着色レジンを竹串で軽く混ぜたあとで再びカラーやホワイトの着色レジンを追加してから軽く混ぜると、初心者さんでも本格的なマーブル模様を作ることができます。
2つめは、クリアバージョン。黒のフレームの中を透明レジンでいっぱいにして硬化すれば、シンプルで爽やかなレジンチャームに。アクセントにするゴールドの英字シールが映える、大人の女性の持ち物になります。
3つめのデザインは、単色バージョン。濃いめに着色したグリーンやレッドが大人っぽい表情を見せる、キュートなモチーフとの対比が魅力的なレジン作品です。
シンプルなアイテムこそ、ディテールが大切です。フレーム部分にレジンを流し入れる際は角に気泡が入りがちなので、いろんな角度からチェックして取り除きながら進めましょう。
子供っぽくなりがちなモチーフを大人っぽく仕上げたい時に思い出していただきたい、黒縁デザインのレジンチャーム。いろんなアイデアでもっともっとレジンアクセサリー作りを楽しみましょう!